パテントセミナー2015 大阪基礎編 第2回 報告書
日 時 | 平成27年10月24日(土)午後2時~午後4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 意匠・商標入門 | ||
講 師 | 弁理士 松山 徳子氏 | ||
受講生 | 97名 | ||
コメント | パテントセミナー2015の大阪基礎編第2回目は、弁理士の松山 徳子先生をお招きして「意匠・商標入門」というテーマでご講義いただきました。150名の申し込みをいただき、大勢の方々にご参加いただきました。 講義の初めに、意匠・商標の保護の必要性について、不正競争防止法、著作権による保護との比較を行いながら、分かり易く御説明いただきました。 そして意匠法について、意匠の構成要素、登録要件、意匠特有の制度(部分意匠、関連意匠等)、意匠の類否等の基礎的内容を初心者でもわかるよう懇切丁寧に御説明いただきました。特に、平成18年の法改正で強化され注目されている「操作画面の保護」について、「画像意匠公報検索支援ツール」の紹介も含めて詳細に解説をいただき、受講者も大変興味を持たれたように思われます。 商標法については、商標の使用、類否判断について判例等の紹介もされながら、熱心に解説をいただきました。特に、最近導入された新しいタイプの商標(音、動き、位置等)については、具体的な事例を紹介しながらかなりの時間をさいて御説明いただきました。 今年の基礎編は、2時間半の講義でしたが、受講者の皆さんは最後まで関心をもって受講され、質問も次から次へと時間いっぱいまで続き、セミナー終了後も質問者が列をつくる程に大変盛況でした。 執筆者:上田 康之
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