パテントセミナー2015 大阪応用編 第2回 報告書
日 時 | 平成27年10月17日(土)午後2時~午後4時30分 | ||
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場 所 | TKPガーデンシティ大阪梅田 | ||
テーマ | 技術的営業秘密の保護と発明の秘匿化戦略について | ||
講 師 | 弁理士 北村 光司 | ||
受講生 | 131名 | ||
コメント | パテントセミナー2015の大阪応用編第2回目は、弁理士の北村光司先生をお招きして「技術的営業秘密の保護と発明の秘匿化戦略について」というテーマでご講義いただきました。受講者も130名を超える大勢の方々にご参加いただきました。 講義の最初に最近の営業秘密漏洩事件の具体例を例に挙げ、そのような事件に備えて企業はどのような対策をとっているかについて分かりやすくご説明いただきました。 そして、不正競争防止法の改正と同法における営業秘密の要件等をご説明いただくとともに、営業秘密の漏洩が発生する要因及びその対策の具体例を例示いただきました。 特に、公証制度とタイムスタンプ保管システムとを色々な観点から比較対照していただき、これからの利用が期待されるタイムスタンプをその場で実演いただきました。このタイムスタンプの実演は受講生のみなさんにとっても特に有意義なものだったようで、講演後もこのタイムスタンプについてのご質問がありました。 北村先生のご講演は、単なる知識だけではなく、実務に有用な実演を含んだもので受講者の皆さんは最後まで関心をもって受講されていました。 また、アンケートに不正競争防止法の改正内容がよく理解できた、営業秘密の漏洩防止のために行わなければならないポイントがよく分かった、タイムスタンプの利用を検討課題としてみる等のコメントが多く寄せられており、受講者の方には有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。 執筆者:大西 正夫
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