パテントセミナー2015 大阪基礎編 第3回 報告書
日 時 | 平成27年11月21日(土)午後2時~午後4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 特許調査入門 | ||
講 師 | 弁理士 小林 義周氏 | ||
受講生 | 88名 | ||
コメント | パテントセミナー2015の基礎編第3回目は、弁理士の小林義周先生をお招きして「特許調査入門」というテーマでご講義いただきました。受講者も88名と大勢の方々にご参加いただきました。 講義の初めに調査経験について確認されたところ、基礎編にもかかわらず、大半の受講者が調査経験を有しており、小林先生は基礎編プラス若干の応用編も交えて講義を進められておりました。 講義内容としては、特許調査の目的/特許調査の種類/調査方法/調査ツールなど調査に必要な内容を一通りご講義いただきました。講義では、公報の種類を具体的な事例に基づいてご説明され、知財実務の未経験者であっても基礎知識が十分得られたものと思います。 本来、特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)を用いてデモを実施する予定でしたが、HP更新中のためデモはできず、資料中の事例に基づいて説明されておりました。ですが、事例がたくさん掲載されており、受講者の方々にとっても個々の事例の説明で理解は十分深まったものと思われます。 受講者の大半が特許調査経験を有しており、特許調査ツールを使いこなす上で、今回の講義は大変、有意義な内容であったと思います。受講者の中には事業として調査サービスをこれからはじめようと考えていらっしゃる方もおり、無料ツール(J-Plat Pat)の説明に対し、熱心にノートをとられる風景も見受けられました。また、講義終了後は質問者の列もでき好評であったと思います。 執筆者:植本 隆在
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