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パテントセミナー2015 神戸 午前の部 報告書

日  時 平成27年12月5日(土)午前10時~午後0時30分
場  所 神戸市産業振興センター
テーマ 寸劇で学ぶ特許の基礎 ~特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防まで~
講  師 弁理士 滝川弘子氏、佐々木達也氏、山田淳一氏、淡路俊作氏
受講生 32名
コメント  パテントセミナー2015の神戸/午前の部では、「寸劇で学ぶ特許の基礎~特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防まで~」と題して、4名の弁理士による寸劇を中心としたセミナーを開催しました。
 寸劇によるセミナーは、昨年の京都に引き続き、今年で2回目となります。寸劇の内容は昨年と同じですが、寸劇に入る前の導入部分が改訂され、近年の知財紛争の例として、アップル対サムスンの特許紛争の他、食品分野やゲーム分野での特許紛争、商標紛争の紹介を行いました。
 今回、司会及び弁理士役を佐々木達也弁理士、発明者の三島麗子役を滝川弘子弁理士、ナレーションを淡路俊作弁理士、侵害品を販売する切田権造役及び導入部分を私(山田淳一)が担当しました。また、昨年と同様、寸劇の合間には解説コーナーを設け、淡路弁理士により寸劇でカバーしきれない事項を詳しく説明していただきました。
 寸劇の中では3回の侵害事件が発生し、受講者の皆さんに侵害・非侵害の判断をしていただきました。3回目の侵害事件は侵害・非侵害の判断が非常に難しく、受講者の皆さんの判断は、意見が丁度半分に分かれるという結果になりました。これは、真剣に検討いただいたからこその結果であると思います。
 昨年も同セミナーを担当された佐々木弁理士及び淡路弁理士のリードによって寸劇は順調に進み、終了後に充分な質問時間を取ることもできました。
 昨年及び今年のパテントセミナーで演じた寸劇の内容は、学生だけでなく、大人の方にも興味を持っていただけたものと思います。このような形式のセミナーが、毎年とは言わないまでも定期的に開催されてもよいかと思いました。

執筆者:山田 淳一


講師:佐々木達也氏、滝川弘子氏、
山田淳一氏、淡路俊作氏
会場の様子

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