パテントセミナー2015 大阪基礎編 第1回 報告書
日 時 | 平成27年10月10日(土)午後2時~午後4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 特許・実用新案入門 ~技術的アイディアを護るための基礎知識~ | ||
講 師 | 弁理士 竹口 美穂 氏 | ||
受講生 | 108名 | ||
コメント | パテントセミナー2015年度の基礎編第1回目は、弁理士の竹口美穂先生をお招きして「特許・実用新案入門 ~技術的アイディアを護るための基礎知識~」というテーマでご講義いただきました。申し込みは定員を上回り、100名を超える方々に参加いただくほどの盛況ぶりでした。 講義では、まず無体物である知的財産を保護するための種々の権利について簡単にご説明をいただいた後、特許法・実用新案法の基礎知識について分かりやすく説明していただきました。そして、三角鉛筆を例に挙げ、発明が完成してから特許権を取得するまでにどのような書類を用意し、手続きをする必要があるのか詳しく解説いただきました。 講義の後半には、特許出願および実用新案登録出願の件数の推移や、利用状況についての他国との比較についての紹介もあり、とても興味深いものでした。 竹口先生の聞き取りやすい声と分かりやすい解説に、受講者の皆さんは引きつけられ、講義をとても熱心に聞いておられました。あるテーマについて受講者に考えていただくコーナーを設けるなど、工夫がなされていたため、2時間半という長時間の講義であったにもかかわらず、あっという間に終わってしまったように思えました。 講義終了後は、竹口先生のところに多くの方々が質問にこられ、長蛇の列ができるほどでした。受講者の方々にはとても有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。 執筆者:淡路 俊作
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