パテントセミナー2016 大阪基礎編 第1回 報告書
日 時 | 平成28年10月1日(土)午後2時~午後4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 特許・実用新案入門 | ||
講 師 | 弁理士 今井 寛二 氏 | ||
受講生 | 80名 | ||
コメント | パテントセミナー2016の基礎編第1回目は、弁理士の今井寛二氏をお招きして「特許・実用新案入門」というテーマでご講義いただきました。受講者も80名という大勢の方々にご参加いただきました。 今回のセミナーは、受講者を中小規模の企業の新任知財担当者と想定し、入門者が最初に知っておくべき知識、知っておくと役立つコツや考え方を実務に沿ってお話しするというコンセプトで行なわれました。 今井弁理士が初めて書かれた明細書に基づいて、発明を説明するための論理展開や、ボールペンを例として発明のブラッシュアップの仕方をご説明いただきました。 また、ラーメンを例として特許請求の範囲や明細書の記載手法を平易かつ具体的にご説明いただきました。このラーメンは、拒絶理由への対処方法や権利侵害に対する対処策にも登場してきました。 どのお話しにもボールペンやラーメンなどのイメージしやすい具体例がありましたので、初心者が多い受講者にとってとても理解しやすいものであったと思います。 受講者の皆さんは最後まで関心をもって受講されていましたし、また、講義終了後は今井弁理士のところに質問者の長い列ができ、大変盛況でした。アンケートにも基礎的なことがよく理解できた、具体例を示していただいて分かり易かった等のコメントが多く寄せられており、受講者の方には有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。 執筆者:大西 正夫
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