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「大阪勧業展2016」出展 報告書


日  時 平成28年10月19日(水) 午前10時~午後5時
        20日(木) 午前9時30分~午後4時
名  称 大阪勧業展2016
主  催 大阪商工会議所、堺商工会議所、大阪府商工会連合会
場  所 マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2番5号)
出展内容 無料相談会、知財ミニセミナー、ブース展示
講師・相談員 辻本貴士、井内龍二、西村伸也、山本 泰、伊藤世子の各委員(19日)
中田洋二、萩森 学、田中信治、冨田隆之、大森 勇の各委員(20日)
概  要 (1)大阪勧業展出展について
 大阪勧業展は、大阪府内すべての商工会議所・商工会が共催し、マイドーム大阪展示会会場(1F、2F、3F)にて開催する多業種型総合展示会であり、本年度は過去最多となる363社・機関が出展した。昨年度に引き続き、当知財普及・支援委員会第1事業部会より、①普及活動、②支援対象企業の探索を目的とする出展を行った。
 大阪勧業展では、来場者全て(初日4265人、二日目3769人)が展示会場内を一方通行し、ブース前を通過するシステムを採用している。当ブース前では、今年度から新たに取り入れたターポリン幕、立て看板、のぼりなどが目を惹き、来場者が一目で弁理士会ブースであると認識できた様であった。ターポリン幕は、ブース奥側のパーティション壁面の中央に配置し、その両脇に、「ヒット商品を支えた知的財産権」のタペストリー4種を並べた(写真参照)。
 ブース内には、弁理士知財キャラバンポスター、ヒット商品の実物や近畿支部のパンフレット等を展示した。ヒット商品の実物は、ブースの奥に展示したことで、ブースの手前に配置した昨年と比較して、来場者が手に取る機会が減ったように感じられた。





(2)知財ミニセミナーについて
  各回約15分の知財ミニセミナーを、各日5回/合計10回、10時台、11時台、13時台、14時台、15時台に開催した。聴講者数は各回3-8名程度であった。ミニセミナー案内ちらしを展示会に参加している各企業ブースへ配布したものの、ミニセミナー開催直前に聴講者を確保すべくブース前を通行する来場者に声かけをし、呼び込む必要があった。特に、10時台のセミナーは、開館時間からあまり時間が経っていないため、会場内の人数自体が少なく、聴講者を確保するのに苦労した。
  ミニセミナーでは、事前にセミナー講師で摺合せを行い作成した標準資料を使用した。そして、資料に沿って、「ちょっと得する知財の話」と題し、知財って何?、ネーミングの重要性、会社に眠る知財を見つけよう!、及び弁理士知財キャラバンの活用という流れで説明した。少数相手のミニセミナーであり、聴講者にとっては弁理士の話を間近で聞く機会となり、画面を覗き込む姿なども見られ、興味を持って頂けた様子であった。
  また、今年度新たな取り組みとして、ミニセミナーの受講者に「知財キャラバンアンケート」を配布し、知財キャラバンを利用したいか否かについての質問に回答して頂いた。その結果、数名から弁理士知財キャラバンを利用したいとの回答を頂いた。

【ミニセミナー風景写真】



(3)知財無料相談会について
 昨年は、丸テーブル2台を用意したが、今年はブース内を広く確保するために、相談コーナーを1セットに減らした。2日間で17件の相談を受け付け、相談記録を残した。なお、これ以外に立ち話程度の相談も何件か受けた。そのため、昨年とほぼ程度の20件以上の相談があったと考えられる。相談の内容は、特許・商標・契約に関する具体的な内容や、一般的な弁理士業務について、あるいは弁理士知財キャラバンなど様々であり、知財には関心があるものの日頃はなかなか弁理士等へ相談できていなかったという人に対して、良い無料相談の機会を提供できたと思われる。知財無料相談会および知財ミニセミナーでの弁理士知財キャラバンに関するアンケートを集計した結果、5社(団体含む)より、更に同キャラバンの説明を聞きたいので連絡して欲しい旨の回答があり、当部会にてフォローしていく予定である。

(4)その他
 開催日の2日目に中国支部(広報委員会)からの視察があった。
 開催期間中、国際情報委員会から委員の派遣があった。国際情報委員会の委員が、ブースにて国際情報委員会作成のパンフレットを来場者に配布した。

以 上
(報告者:近畿支部知財普及・支援委員会 伊藤世子)

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