パテントセミナー2016 大阪応用編 第5回 報告書
日 時 | 平成28年12月17日(土)午後2時~4時30分 | ||
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場 所 | TKPガーデンシティ大阪梅田 | ||
テーマ | 新たな商標のその後について | ||
講 師 | 弁理士 齊藤 整氏 | ||
受講生 | 91名 | ||
コメント | パテントセミナー2016の応用編第5回は、今年のパテントセミナーを締めくくる最終回です。最終回では、弁理士の齊藤整氏をお招きして「新たな商標のその後について」というテーマでご講義いただきました。 今回は、商標、しかも新しいタイプの商標という特定の商標に特化したテーマでしたが、大勢の方にご参加いただきました。2015年4月1日から出願受付が始まった「新しいタイプの商標」に対する関心の高さが伺えました。 講義では、音商標をはじめとして、動き商標、位置商標、ホログラム商標及び色彩のみからなる商標の「新しいタイプの商標」について、どのような商標が登録されているのか、逆に、どのような商標が拒絶されているのかを説明していただきました。 具体的には、新しいタイプの商標について、出願件数等の統計データを紹介しつつ、100を超える多数の事例を拒絶タイプで分類して解説していただきました。また、新しいタイプの商標の活用法等についてもお話していただきました。 驚くぐらいの多数の事例で、身近な商標も多数ありましたので、普段商標に接しない私にとっても分かりやすく、なるほどとうなずけることが多い講義でした。受講者の方には有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。また、運営する立場ではありますが、私自身受講して本当によかったと思います。 配布されたテキストは、事例集としてとても今後も役に立つ資料になったと思います。講義は2時間半ですが、あっという間に終わってしまいました。私自身としましては、ドラマの続きが見たくなるように、新しいタイプの商標の今後の審査がどのように進んでいくのかがとても気になっており、今後も継続して注目していきたいと考えます。 執筆者: 道坂 伸一
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