パテントセミナー2016 大阪基礎編 第4回 報告書
日 時 | 平成28年11月19日(土)午後2時~4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 特許調査超入門~特許調査の基礎と使い方~ | ||
講 師 | 弁理士 三宅 康雅氏 | ||
受講生 | 94名 | ||
コメント | パテントセミナー2016の大阪基礎編第4回目は、弁理士の三宅 康雅氏をお招きして「特許調査超入門」というテーマでご講義いただき、多くの受講者の方々にご参加いただきました。 セミナー冒頭で、受講者の方に特許調査を実際に行った経験の有無を問いかけられ、本日のセミナーは、特許調査の概要を平易に解説することが主目的であると伝えられました。ウォーミングアップとしてある食品特許の内容、一企業の一定期間内の出願数など具体例を挙げるとともに、検索結果をスライドに映して説明されました。続いて調査の種類、公報の種類と読み方などについて説明され公報の有用性についても主張されました。15分の休憩をはさんでセミナー後半では、検索結果の加工と分析方法について解説されました。表計算ソフトを使用してある企業の分野別出願件数、年度別の出願件数を表やグラフに加工し、さらに「電動自転車」を具体例に掲げてこの分野の成長・発展・成熟・退潮過程が推測できることを説明されました。実際の検索画面や、表、グラフが多用されたセミナー内容でしたので、特許調査初心者の方が特許調査の概要を理解できただけでなく、特許調査経験者の方にとっても検索結果の活用法とそこから読み取れる新たな情報の有用性についてご理解いただけたのではないでしょうか。 講義の間中マイクを使わずに肉声でしかも一度も椅子に座ることなく精力的に講義を行っていただきました。セミナー後に質問も多数お受けになり、三宅弁理士の熱意溢れるセミナーに受講者の方は有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。 執筆者: 松山 徳子
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