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「ビジネスチャンス発掘フェア2016」出展 報告書

日  時 平成28年11月30日(水)午前10時~午後5時
     12月 1日(木)午前10時~午後4時
名  称 ビジネスチャンス発掘フェア2016
主  催 北河内産フェア運営委員会、八尾市産業博開催実行委員会他
場  所 マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2番5号)
出展内容 無料相談会、知財ミニセミナー、ブース展示
講師・相談員 山本 泰、大森 勇、西村伸也、萩森 学、辻本貴士の各委員(11/30)
  伊藤世子、田中信治、上西敏文、冨田隆之、中田洋二の各委員(12/1)
(国際情報委員会から4名)
小畑裕士、合路裕介、吉永元貴、長田豊彦の各委員
概  要 (1)ビジネスチャンス発掘フェアについて
 ビジネスチャンス発掘フェアは、守口、門真、八尾、大東といった、大阪府内の商工会議所を中心として開催されている多業種型総合展示会であり、勧業展とは異なる企業が出展している。本年度は188の企業・団体が出展しており、勧業展より規模は小さいながら、弁理士会の支援対象とする中小企業の割合は高いと考えられる。知財普及・支援委員会第1事業部会では、今回初めて本フェアに、①普及活動、②支援対象企業の探索を目的とする出展を行った。
 ビジネスチャンス発掘フェアでは、来場者全てが展示会場内を一方通行し、ブース前を通過するシステムを採用している。
 当ブースでは、勧業展と同じくターポリン幕を目立つように掲示し、その右側壁面にタペストリーを2枚掲示した。ブース中央の奥側にヒット商品の実物を展示品として配置し、奥に向かって展示台の右側には相談コーナーを、左側にはミニセミナーのコーナーを設けた。勧業展よりもブースの幅が狭かったため、ミニセミナーの席数は5席程度とした(写真参照)。ブースでは、第1事業部会の常時3名程度が待機するようにした。
 ターポリン幕とのぼりで弁理士会のブースであることは分かりやすかったと思われ、興味のある方へのアピールはできていたと考えられる。展示品やタペストリーは奥に配置されていたこともあり、来訪者がここで立ち止まることはなかった。
 「ヒット商品はこうして生まれた」の冊子は、原則としてミニセミナーの受講者に配布することとしたが、かなり好評であった。





(2)知財ミニセミナーについて
 各回約15分の知財ミニセミナーを、各日5回/合計10回、10時台、11時台、13時台、14時台、15時台に開催した。聴講者数は各回2-5名程度であった。ミニセミナー案内ちらしを展示会に参加している各企業ブースへ配布したり、ブース前を通る訪問者に声をかけるなどしたが、朝10時台等、時間帯によっては聴講者を確保するのに苦労することがあった。
 ミニセミナーは、勧業展で使用した標準投影資料を使用して行ったが、独自の資料を使用する方や、標準資料に追記した資料を使用する方もおられた。標準資料では、「ちょっと得する知財の話」と題し、知財って何?、ネーミングの重要性、会社に眠る知財を見つけよう!、及び弁理士知財キャラバンの活用という流れで説明した。少数相手のミニセミナーであり、聴講者にとっては弁理士の話を間近で聞く機会となり、画面を覗き込む姿なども見られ、興味を持って頂けた様子であった。
 ミニセミナーの受講者に「知財キャラバンアンケート」を配布し、知財キャラバンを利用したいか否かについての質問に回答して頂いた。

【セミナー風景写真】






(3)知財無料相談会について
 相談コーナーとして、丸テーブル1つといす2脚を置いたが、ブースが狭かったためか、相談コーナーよりも立ち話で相談を受けるケースが多かったようである。立ち話を含めて、相談件数は二日間で約20件程度であった。相談内容は、意匠や商標の具体的な相談から、雑談のようなものまで様々であった。既に近畿支部の無料相談を活用されている方もおられた。
 弁理士知財キャラバンに関するアンケートを集計した結果、3社(団体含む)より、更に同キャラバンの説明を聞きたいので連絡して欲しい旨の回答があり、当部会にてフォローしていく予定である。

(4)その他
 開催期間中、国際情報委員会から委員の派遣があった。国際情報委員会の委員が、ブースにて国際情報委員会作成のパンフレットを来場者に配布した。

以 上
(報告者:近畿支部知財普及・支援委員会 辻本貴士)

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