パテントセミナー2017 大阪基礎編 第1回 報告書
日 時 | 平成29年9月30日(土)午後2時~4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 実例を通して知る特許と実用新案 | ||
講 師 | 弁理士 大西 正夫氏 | ||
受講生 | 50名 | ||
コメント | パテントセミナー2017の基礎編第1回目は、大西正夫弁理士をお招きして「実例を通して知る特許と実用新案」というテーマでご講義いただきました。 講義の最初に、本セミナーで例として取り上げる、画鋲の実物を受講者に配られ、併せてこの発明についての特許出願がどのような経緯を経て特許になったのかについて、出願人である会社のホームページを表示して説明されました。特許になった実物を手にするとともに開発者の思いを知ることができたことで、受講者の興味が強く引き付けられたのではないかと思います。 続いて、産業財産権を中心とした知的財産権全般について広くご説明されたあと、法目的、特許法における保護対象、特許要件について詳しくご講義いただきました。 後半のセミナー内容は特許出願から特許登録までの具体的な手続きについてでしたが、冒頭で発明や弁理士が登場する小説について実物の本を示して紹介されました。子ども向けの本から遠藤周作氏の小説まであり、個人的にもすぐにでも読んでみたい本が何冊もありました。講義の中でもご自身の携帯電話を実例に挙げたり、特許に関連したトピックスを要所で紹介されながら、わかりやすく丁寧にご解説されたので受講者の方も最後まで集中して聴講することができたのではないでしょうか。 セミナー時間いっぱいを使って精力的にご講義をされたので質問時間をとることができませんでしたが、講義終了後、大西弁理士のもとには質問者の長い列ができ、大変盛況でした。 執筆者: 松山 徳子
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