パテントセミナー2017 大阪応用編 第3回 報告書
日 時 | 平成29年10月28日(土)午後2時~4時30分 | |||
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場 所 | TKPガーデンシティ大阪梅田 | |||
テーマ | ASEAN知財(特許・意匠・商標等)の実務 ~インドネシア、マレーシア、ベトナム~ |
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講 師 | 弁理士 小野 正明氏、弁理士 北野 修平氏 | |||
受講生 | 54名 | |||
コメント | パテントセミナー2017の大阪応用編第3回は、日本弁理士会近畿支部・国際情報委員会に所属する弁理士の小野正明氏と北野修平氏を講師にお招きして、「ASEAN知財(特許・意匠・商標等)の実務~インドネシア、マレーシア、ベトナム~」というテーマでご講義いただきました。講義では、ASEAN諸国の中で特に関心が高いインドネシア、マレーシア、ベトナムについて、国際情報委員会が各国の特許庁や現地の特許事務所等を訪問して確認・入手した情報を交えながら、知財制度の概要と実務情報をご紹介いただきました。 講義の前半は、北野弁理士による「特許・意匠編」でした。特許権を早期に取得する方法、意匠制度の特徴、模倣品対策(特許権・意匠権の活用方法)、という3つの観点から、国別に分かりやすく説明していただきました。 講義の後半は、小野弁理士による「商標編」でした。最初に、商標は特許に比べて身近であるものの、その分、制度が国によって大きく異なっているというお話があり、その後、各国の商標制度について丁寧に説明していただきました。 近年、ASEAN諸国に対する知財制度の関心が高まっていますが、米国等の主要国に比べて情報が少ないのが現状です。本セミナーを通じて、受講者の方々には大変有益な情報が得られたものと思います。 執筆者: 山田 淳一
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