三会による大学生を対象とした専門家講座
日 時 | 平成29年12月6日(水)午後1時20分~2時50分 |
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場 所 | 大阪工業大学 大宮キャンパス 1号館 142教室 |
主 催 | 日本弁理士会近畿支部・日本公認会計士協会近畿会・大阪弁護士会(三会) |
テーマ | 財務・知財・法務から学ぶブランドの基本 〜ファッション業界の事例を参考に〜 |
講 師 | 弁理士 田中 成幸 氏 公認会計士 豊田 孝二 氏 弁護士 清原 直己 氏 |
対 象 | 知的財産学部生他 約100名 |
担 当 | 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会 |
内 容 |
高価格ブランドとファストファッションブランドを題材に、ビジネスモデルやライフサイクルからみたブランド戦略、ブランドに関わる権利の取得、ブランドに関わる権利の保護手法について、公認会計士、弁理士、弁護士の三士業がそれぞれの観点からその概要を説明した。今回の実務家講座は、大阪工業大学における知財関連授業の1コマにて開催されたもので、ブランドの知財を用いた保護戦略等について学生が興味を示すであろうファッション業界を題材に、公認会計士の豊田氏、弁理士の田中氏、弁護士の清原氏にそれぞれの立場から解説していただいた。 まず、豊田氏が、高価格ブランド及びファストファッションブランドを財務諸表や商品のライフサイクルを用いてその特徴及び採用すべき戦略を解説された。 次に、田中氏が、これらのブランドを構成するブランド要素及びその権利化について、登録要件や手続きに触れつつ解説された。 最後に、清原氏が、不正競争防止法や著作権にふれつつ、ブランドを保護する方策として、刑事責任の追求、民事上の差止請求及び損害賠償請求、税関による輸入差止等を解説された。 |