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パテントセミナー2017 大阪基礎編 第4回 報告書

日  時 平成29年11月18日(土)午後2時~4時30分
場  所 日本弁理士会近畿支部
テーマ やっとわかった!外国特許入門Q&A 今年は米欧中プラスワン! 
~外国特許精度・運用・実務をQ&A形式でわかりやすく解説!~
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講  師 弁理士 後 利彦氏
受講生 57名
コメント  パテントセミナー2017の大阪基礎編第4回では、弁理士の後利彦氏をお招きして「やっとわかった!外国特許入門Q&A 今年は米欧中プラスワン! ~外国特許制度・運用・実務をQ&A形式でわかりやすく解説!~」というテーマでご講義頂きました。
 講義においては、最初にこのセミナーは、外国対応の初心者や経験が浅い人を対象としておりますが、そこから10年ぐらいまでの人を対象にした内容が含まれますとの説明がありました。
 講義は、まず、米欧中に対する出願の基本的な知識からスタートして、時折高度な内容も取り入れた形で進んでいきました。
 この中でも特に米国のクレームの特徴や欧州では、EPCをルートを通さずに直接ドイツに出願することが多くなっていることや、PPH(特許審査ハイウエイ)などに関心が集まっていたようです。
 そして、講義では、プラスワンのテーマとして、ASEAN諸国の特許制度についての紹介がありました。
 ここでは、ASEAN諸国の特許制度については、出願や中間処理についての具体的な対応の仕方や、ここでもPPHについての関心が集まっていたようです。
 また、後利彦氏が、昨年インドネシアを実際に訪れて、インドネシアの知財状況を視察した際のお話にも多くの方々が強い関心を示しておりました。
 講義終了後は、数多くの方々が、後利彦氏に外国の特許制度についての質問をされていました。
 なかなか知識を得る機会が少ない外国の特許制度についてご教授頂けて、受講者の方にも大変有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。

執筆者: 国友 泰宏


            


講師:後 利彦氏


会場の様子

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