パテントセミナー2017 大阪応用編 第4回 報告書
日 時 | 平成29年12月2日(土)午後2時~4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部室 | ||
テーマ | 著作権が生きづく世界 ~音楽業界における著作権ビジネス~ | ||
講 師 | 弁理士 城田 晴栄氏 | ||
受講生 | 67名 | ||
コメント | パテントセミナー2017の応用編第4回目は、弁理士の城田晴栄氏をお招きして「著作権が生きづく世界」と題して、音楽業界における著作権ビジネスをテーマにご講義いただきました。 講義の冒頭に、著作権と著作隣接権について簡単に触れた後は、音楽業界の説明へと進んでいきました。音楽業界は、アーティスト、そして、アーティストを取り巻くレコード会社、プロダクション、音楽出版社の相互関係で成り立っており、それぞれの立場の思惑も含めて、わかりやすく説明していただきました。 続いて、音楽業界における著作権ビジネスとして、JASRAC等の著作権管理団体の役割や、一般的には馴染みの薄い音楽出版社の仕事の内容、また、耳慣れない原盤権という権利についても、理解しやすいように具体的な話を交えながら説明していただきました。 要所で「雑談」「脱線」と称しながらも、自らの体験談や身近な話題を挿入して受講者の興味を惹いており、最後まで受講者を飽きさせない講義に感服しました。 講義終了後は講師へ個別の質問や名刺交換を希望される方々の長い列ができ、大変盛況でした。 執筆者: 渥美 元幸
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