パテントセミナー2018 大阪外国編 第1回 報告書
日 時 | 平成30年9月29日(土)午後2時~4時30分 |
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 |
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テーマ | すべての日本企業に捧げる!グローバル特許出願戦略 | ||
講 師 | 弁理士 上羽 秀敏 氏 | ||
受講者 | 98名 |
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コメント | パテントセミナー2018の大阪での外国編の第1回目は、外国出願について豊富な実務経験をお持ちの弁理士の上羽秀敏氏をお招きして「すべての日本企業に捧げる!グローバル特許出願戦略」というテーマでご講義いただきました。当日は朝から雨であったにもかかわらず、非常に多くの方にご参加いただきました。 講義の前半では、外国特許出願の方法としてパリルートおよびPCTルートについてご解説いただきました。近年出願件数が増えているPCT出願ではその特徴、メリット、注意点などを丁寧にご説明いただきました。また、広域特許として、欧州、アフリカ、ユーラシア、湾岸など特殊な外国出願制度にもご説明いただきました。 講義の後半では、各国の制度として米国、中国、香港、韓国、台湾、インド、ロシア、ブラジルなどの特許制度をご解説いただきました。これら各国の制度は、日本の制度と対比してわかりやすくご解説いただきました。また、各国の制度を踏まえて、出願国の選定、費用などを考慮した外国特許出願戦略についてご解説いただきました。 本セミナーでは、上羽氏の豊富なご経験より各国制度の特徴をわかり易くご説明いただき、素晴らしいセミナーでした。講義終了後も上羽氏のところに長蛇の列ができるほど多くの方がご質問されていました。アンケート結果でも、とても満足しているとご回答くださった方が非常に多く、受講者の方には有意義な時間をお過ごしいただけたと思います。 執筆者:宮崎栄二
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