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パテントセミナー2018 大阪基礎編 第1回 報告書

日  時 平成30年9月29日(土)午前10時~12時30分
場  所 日本弁理士会近畿支部
テーマ 著作権入門 ~身近な場面で学ぶ、最初の一歩の著作権~
講  師 弁理士 吉岡 亜紀子 氏
受講者 110名
コメント  パテントセミナー2018の基礎編第1回目は、弁理士の吉岡亜紀子氏をお招きして「著作権入門 ~身近な場面で学ぶ、最初の一歩の著作権~」というテーマでご講義いただきました。雨が降っていたにもかかわらず、110名という大勢の方々に受講頂きました。
 講義は、具体的な事例をまずは提示し、この事例に対して、受講者がまずは検討して、それに対して、解説して頂くという形式で進めておられました。具体的な事例に対して先に検討しているため、受講者の方々は解説を大変興味深く聞くことが出来るようで、受講者の方々は大変生き生きとした表情で解説を聞いていらっしゃいました。講義時間の2時間半の間継続して盛り上がっており、あっという間に講義が終わった印象です。具体的な事例をグループワークで検討する機会が多く設けられておりましたが、各グループの議論は大変盛り上がっているようでした。例えば、著作権の存続期間の始期を問う事例のグループワークでは、「スピーチを思い付いた」とき、「誰もいないところでスピーチをしてみた」とき、「スピーチを紙に書き起こした」とき、等の選択肢が時系列に記載されており、このうちどの選択肢が正解か、受講者の方々は大変白熱して議論されているようでした。具体的な選択肢が提示されているため、意見を言いやすく、議論に参加し易かったのではないでしょうか。講義が盛り上がる工夫が随所でなされておりました。
 講義終了後は、吉岡氏のところに質問者の長蛇の列ができ、大盛況でした。受講者の方には大変有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。

執筆者: 竹口 美穂





講師:吉岡 亜紀子氏


会場の様子

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