パテントセミナー2019 大阪基礎編 第1回 報告書
日 時 | 令和元年9月28日(土)午前10時~12時30分 |
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場 所 | 日本弁理士会関西会 |
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テーマ | 特許・実用新案入門 ~権利の取得からその活用まで~ | ||
講 師 | 弁理士 今井 寛二 氏 | ||
受講者 | 106名 |
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コメント | パテントセミナー2019の大阪基礎編第1回目は、今井寛二弁理士をお招きして「特許・実用新案入門」というテーマでご講義いただきました。受講者も100名を超える大勢の方々にご参加いただきました。 講義は、知的財産権の種類の概要から特許を取る理由や法目的、発明とは何かという基本的な説明から始まりました。次に発明の発掘から出願、設定登録、権利活用、権利消滅までの特許実務の流れに沿って、その時々の要点をわかりやすく説明されました。講師自身の最初の発明やボールペン、ラーメンといった初心者にもわかりやすい事例を用いて、具体的に要点を初心者が理解しやすいように工夫して説明されたので、受講者も特許実務の全般概要を理解できたと思います。 実用新案についても特許とは異なる点の要点や利用状況について説明されました。 最後に弁理士の仕事や弁理士との打ち合わせの留意点についても説明され、受講者の弁理士に対する理解が深まったものと思います。 今年の基礎編は2時間半の講義でしたが、受講者の皆さんは最後まで関心をもって受講されていました。また、講義終了後は今井弁理士のところに質問者の長い列ができ、大変盛況でした。受講者の方には有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。 執筆者:関西会知財普及・支援委員会 宮川 裕三
会場の様子
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