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令和元年度知的財産権に関するセミナーin MOBIO-Cafe(第2回)実施報告書

日  時 令和元年8月21日(水)午後3時30分~5時
場  所 クリエイション・コア東大阪
主  催 日本弁理士会関西会、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)
テ ー マ 「有名ドラマから見える!ものづくり企業のための知財戦略
~経営判断のヒント~」
講  師 下田 佳男
受 講 者 48名
内  容

 講義は、「ドラマ『まんぷく』で繰り広げられる経営課題と解決策」と、「『下町ロケット』に登場する佃製作所の苦渋の経営判断」の2部構成となっていた。
 「まんぷく」編では、製品開発プロセスの課題を、「開発段階」と「販売段階」の課題に分けて、ドラマの事例を具体的に説明した後、市場投入した後発生する模倣被害にどのように対処していくのかについて、経営面及び知財面の両面から考えられる解決手段を解説された。
 「下町ロケット」編では、企業間の競争が知財を介して行われ、警告や侵害訴訟が、その手段として用いられることを説明し、どのように対処するのか、また、競争を優位に進めるために事前に行っておく知財戦略を解説された。さらに、新規参入する際の経営判断の留意事項、開発した製品を守るためには営業秘密を大事にしなければならないことなどにも触れられた。


以上
(執筆者:関西会知財普及・支援委員会 上西 敏文)



【セミナー風景写真】


 

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