パテントセミナー2019 奈良 報告書
日 時 | 令和元年10月26日(土)午後2時~4時30分 | ||
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場 所 | 奈良商工会議所 | ||
テーマ | AI/IoT関連技術の知財保護 ~AIで特許を取れる?~ |
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講 師 | 弁理士 川上 桂子 氏 | ||
受講者 | 41名 | ||
コメント | 「パテントセミナー2019 奈良」は、川上桂子弁理士をお招きして「AI/IoT関連技術の知財保護 ~AIで特許を取れる?~」というテーマでご講義いただきました。奈良での開催でしたが、遠方からお越しの方も含め、40名を超える多くの受講者にご参加いただきました。 講義内容としましては、AIの基礎知識、AI関連発明の技術内容の紹介、国内での特許出願の状況をご説明いただいた上で、日本及び米国での実際の事例をいくつか取り上げて、どのようなポイントが特許として認められたのかをご紹介いただきました。また、IoT関連技術に関しては、システム全体を請求項に記載すると権利行使不可能になってしまうため、請求項に記載する構成要件についての留意が必要との、IoT関連発明特有の注意事項をご説明いただきました。このように、大変充実した内容のご講義でした。 受講者の皆さんも、最後まで熱心に聴講されていたご様子で、最後に設けた質疑応答でも積極的にご質問される受講者がいらっしゃいました。受講者の皆さんにとって、実り多い講義になったのではないかと思います。 執筆者:関西会知財普及・支援委員会 大川 博之
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