パテントセミナー2019 大阪応用編 第2回 報告書
日 時 | 令和元年11月23日(土)午後2時~4時30分 |
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場 所 | TKPガーデンシティ大阪梅田 |
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テーマ | 最近のノーベル生理学・医学賞日本人受賞者とその関連知財 |
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講 師 | 弁理士 越智 豊 氏 | ||
受講者 | 68名 |
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コメント | パテントセミナー2019の応用編第2回目は、病院の院長であり、かつ弁理士でもある越智豊弁理士をお招きして「最近のノーベル生理学・医学賞日本人受賞者とその関連知財」というテーマでご講義いただきました。 ノーベル賞に関するセミナーはこれまでもあったかと思いますが、ノーベル賞の知的財産に着目した今回のようなセミナーは初めてではないかと思います。 ノーベル賞を受賞された、利根川先生、山中先生、大村先生、大隅先生、本庶先生の発明内容と、それぞれどのような特許を取得しているのかという事を、実際の請求項を提示してご説明いただきました。また、それらの特許がどのように活用されているのかという事を、ライセンス料なども含めて具体的にご説明いただきました。 専門的な用語も噛み砕いてご説明いただき、非常にわかりやすい講義でした。医学的な知識がなくても、興味を持って聴講できました。医者として、生物学、免疫学等に造詣が深く、また、弁理士として知的財産にも精通している越智弁理士ならではの講義だったと思います。受講者の皆さんは、質疑応答も活発にされており、有意義な講義であったと思います。 執筆者:関西会知財普及・支援委員会 井上 一生
会場の様子 |