知財支援セミナーin神戸 アイデアの活かし方・ブランドの育て方
開催日時 | 平成23年2月17日(木)午後1時~午後5時 | ||||||
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会 場 | 神戸市産業振興センター(兵庫県神戸市中央区東川崎町1-8-4) | ||||||
名 称 | 知財支援セミナーin神戸 「アイデアの活かし方・ブランドの育て方 ~神戸から一発逆転大ヒットや~」 |
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内 容 | 第1部 13:00-14:30
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受講者数 | 276名 | ||||||
主 催 | 日本弁理士会、日本弁理士会近畿支部 | ||||||
後 援 | 特許庁、近畿経済産業局、近畿知財戦略本部、大阪商工会議所、神戸商工会議所、(独)中小企業基盤整備機構近畿支部、(社)発明協会大阪支部、(社)発明協会兵庫県支部、(財)新産業創造研究機構(TLOひょうご)、日本知的財産協会 | ||||||
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財立国サポート委員会 | ||||||
報 告 | [第1部] 第1部では、弁理士有志による寸劇「零細・下請け靴メーカーが独自ブランド靴を作るまで」が行われた。この寸劇では、下請靴製造の中小企業が、斬新なデザインのウォーキングシューズを独自に開発し、これを知的財産権(特許、商標等)で保護し、ブランド靴に育てるまでを初心者でも分かるように解説をまじえながら展開していった。 [第2部] 第2部では、ブランディングの専門家である電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社の石田智也氏に基調講演「ブランドとは? 今なぜブランディングが必要なのか?~企業として表現される存在価値~」をして頂いた。この基調講演では、ブランドの歴史、ブランド・エクイティティ、ブランドアイデンティティ、ブランド・コミュニケーションについて解説していただき、ブランドは「顧客に対する約束」であり、企業と顧客との間に絆が構築され、この約束を維持していくことが大切であるとのことであった。 [第3部] 第3部では、パネルディスカッション「売れ続けるブランドの“威力”を考える~ヒット商品を生むブランドを作るために~」を行った。コーディネータは、松下正弁理士、パネリストは、株式会社バリュープランニング代表取締役井元憲生氏、伊藤ハム株式会社法務部部長大澤頼人氏、電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社石田智也氏、有古特許事務所所長中尾優弁理士の4名であった。パネルディスカッションでは、各パネリスト企業から、会社概要やブランド商品の概要を御説明頂いた後、商品コンセプト、商品コンセプトとネーミングの関係、コンセプトの周知方法、技術アイデアをどのように保護しているか、特許とノウハウ保護との切り分け、中国でのブランド保護、ブランドを保護するにあたっての法的留意点等について、質問がなされ、各パネラーにご回答いただいた。 実施したアンケート結果でも、第1部~第3部を通して、大変分かりやすく、参考になった趣旨の評価が多かった。 ![]() |