(1)出展全般について
大阪勧業展2020の来場者数は5994人、出展者数は308企業・団体であった。
新型コロナウイルス感染対策として、ブースの説明員を最少人数とする(常時、委員2名+受付1名の3名の体制とした。)、通路上にはみ出しての呼び込みや商談をしない、ブース内を密にしない、等の協力が求められた。
(2)無料相談会
23件の相談を受けた。相談者との間にアクリルパーティションを挟んで感染対策を徹底した。相談後には、椅子・机を消毒した。
(3)知財ミニセミナー
8名が聴講した。感染対策として、飛沫防止パーティションをレンタルして設置した。講義後に椅子を消毒した。例年、聴講用の椅子を8席ほど設けているが、今年度は感染対策として4席ほどとした。また知財セミナーの宣伝チラシを出展者に事前に配布するのを取りやめた。ブース内では席の間隔が取りにくいことなどを考慮し、勧誘は控えめにした。
(4)チラシ配布
今年度は長机にチラシを平積みにして、自由に見てもらえるようにした。来場者をいくらか呼び寄せていた。チラシ配布は容易であった。例えば、モビオのチラシ、国際情報委員会のチラシはすぐに無くなり、2日目には配布すべきチラシが足りなくなった。
(5)ブース展示
来場者には、ヒット商品の実物に触れさせないようにして、展示・説明を行った。
(6)動画の放映
プロジェクターにより「PATやってみた!」の動画をブースの背面壁に投影した。動画をじっくり見る人はいなかったが、ブースの見栄えがよくなり、ブースの関心を引き、来場者の呼び込みに貢献したと思われる。
以 上
(報告者:関西会知財普及・支援委員会 西村伸也)
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