パテントセミナー2020 第2回 報告書
日 時 | 令和3年2月6日(土)午後2時~3時40分 |
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場 所 | オンライン形式(Zoomによるオンラインセミナー) |
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テーマ | 特許専門におくる意匠の実務的利用方法 | ||||
講 師 | 弁理士 松井 宏記 氏 | ||||
受講者 | 239名 |
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コメント | パテントセミナー2020の第2回は、弁理士の松井 宏記先生をお招きして「特許専門におくる意匠の実務的利用方法」というテーマでご講義いただきました。受講者も239名を超える大勢の方々にご参加いただきました。 講義は、意匠制度活用の実務的なコツを、事例を交えてご説明いただきました。意匠は特許と比べて狭い権利にしかならないと思われがちですが、うまく活用すればデザインだけでなく機能も広く権利にでき、特に、特許と意匠によるハイブリッドプロテクションと名付けられた多面的で厚い保護について分かりやすく説明いただきました。 意匠の権利化のポイントとして部分意匠と関連意匠の効果的な活用を挙げられました。部分意匠のお話では、全体意匠との関係や機能的な形状をどのようにクレームしていくかを、多くの具体例でお話しいただきました。関連意匠のお話では、本意匠の類似範囲を広げ権利を広くする重要性、意匠法改正後の法的要件、類似範囲を広げる上手な出願のコツも説明いただきました。 執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 今井 寛二
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