パテントセミナー2021 第3回 報告書
日 時 | 令和4年1月29日(土)午前10時~11時40分 |
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場 所 | オンライン形式(Zoomによるオンラインセミナー) |
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テーマ | 中小企業におけるブランド戦略 | ||||
講 師 | 弁理士 齊藤 整 氏 | ||||
受講者 | 170名 |
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コメント | パテントセミナー2021の第3回は、弁理士の齊藤整先生に、「中小企業におけるブランド戦略」というテーマでご講義いただきました。当日の受講者は170名(事前登録者244名)でした。 講義では、ブランディングとは何であるのか、商標との関係は、どのようであるのかについて、非常に丁寧な説明がされました。 例えばブランディング戦略について、マスターブランド戦略、マルチブランド戦略、サブブランド戦略などの違いを説明され、中小企業にとって、どのようなブランド戦略が有利であるのかについて、説明がありました。また事業ブランド、製品ブランドなどのブランド階層についても触れられました。さらに技術ブランディング、知財ミックスの話もありました。これらに加え、講師のブランディングと商標についての考え方が示されていました。これらのブランド戦略・ブランド階層などの説明は、中小企業が効率的・体系的にブランドを構築し、必要な商標を取得するのに十分な手助けになると感じました。 アンケートでは「とても満足している」が大多数であり、秀逸な講義であったと思われます。また、商標・ブランディングの専門知識の導入セミナーとして、内容は盛り沢山でしたし、興味深い知識が豊富で、セミナー時間を通じて、飽きさせない講義であったと思われます。 執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 西村 伸也
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