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セミナー報告書「令和4年度 第2回 知的財産権に関するセミナー in MOBIO-Cafe」

日  時 令和4年6月17日(金)午後2時30分~午後4時30分
場  所 クリエイション・コア東大阪 南館3階 研修室B・C
主  催 日本弁理士会関西会、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)
テ ー マ 水際の模倣品対策について
講  師 木村 英之 氏(大阪税関 業務部 知的財産調査官)
今吉 泰一郎 氏(住友ゴム工業株式会社 弁理士)
参加者 29名(会場3名、Web26名)
内  容

 セミナーは、前半(第1部)を木村氏、後半(第2部)を今吉氏がそれぞれ講演する2部構成でした。 
 第1部及び第2部の主な講義内容は以下の通りです。
 第1部のテーマ:「税関における知的財産侵害物品の取り締まり」
 第1部では、主に、知的財産侵害品に対して税関で行われている水際措置の概要、税関の取り締まり対象となる知的財産、輸入差止申立て手続き、侵害物品の認定手続、実際の差止状況について説明がなされました。
 第2部のテーマ:「企業の模倣品対策の実態と輸入差止制度の活用」
 第2部では、住友ゴム工業株式会社様の事業概要の説明の後、知財活動として権利化、権利活用、模倣品対策について説明がなされました。特に、模倣品対策では住友ゴム工業株式会社様のタイヤやゴルフクラブを例に、模倣品排除のための税関との連携(輸入差止申立、認定手続)、WEB上の模倣品チェック等について説明されました。
 第2部終了後に10分程度の休憩を挟み、会場及びweb参加者から質問を受け付けました。会場からは参加者2名及び関西会委員2名から質問がそれぞれあり、WEBからは2名の参加者から質問がありました。会場及びWEB参加者からの質疑応答後、事前質問(5件)について講師の方に回答頂きました。

以上
(執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 大塚 千秋)




【セミナー風景写真】

 

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