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パテントセミナー2022 第1回 報告書


日 時 令和4年11月5日(土)午前10時~11時40分
テーマ 第1回「特許・実用新案入門」
形 式 Zoomによるオンラインセミナー
講 師 弁理士 宮本 亮史 氏
受講者 104名
内 容   パテントセミナー2022の第1回は、宮本亮史弁理士をお招きして「特許・実用新案入門」というテーマでご講義いただきました。受講者も100名を超える大勢の方々にご参加いただきました。
  始めに、知的財産の全体像を説明され、その中で特許や実用新案がどういう位置付けで何を保護するのかを説明されました。また、世界各国の特許・実用新案の出願と日本での出願数等を比較し、日本の現状について説明されました。特許に関しては、身近な製品の事例から、最近注目されているソフトウェア特許やビジネスモデル特許の事例まで、様々な事例をあげて説明されました。その後、特許出願から権利化までのフロー、出願時に必要な書類、出願前や出願後の手続きに注意すべき点を説明されました。また、権利化後の権利行使やライセンス、侵害発見時の対応など、基礎的な内容を幅広く説明されました。
  今年は、オンライン形式での開催で、受講中の受講者の反応を感じ取ることはできませんでしたが、質疑応答の時間に多くの質問があり、受講者には最後まで関心を持って聞いていただけたのではないかと思います。また、アンケートでも、事例を交えつつ弁理士の観点から見たコメントなど大変分かりやすかった、わかりやすくまとめられていてとても勉強になりました等のコメントが多く寄せられており、受講者には有意義な時間になったのではないかと思います。

以上
(執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 田中 信治)

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