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パテントセミナー2023 第4回 報告書


日 時 令和5年11月11日(土)午後2時~3時40分
テーマ 第4回「海外特許出願~出願から権利化までに気をつけるとよいこと説明します~」
形 式 Zoomによるオンラインセミナー
講 師 弁理士 常盤 有司 氏
受講者 68名
内 容  パテントセミナー2023の第4回は、常盤有司弁理士をお招きして「海外特許出願~出願から権利化までに気を付けるとよいこと説明します~」というテーマでご講義いただきました。
 講義の前半は、海外出願の必要性、ルート、留意事項等についてご説明いただきました。海外出願の必要性については、属地主義の観点から海外出願を行わなかった場合のリスクを交えてご説明いただきました。海外出願のルートについては、直接出願、パリルート、PCTルートに関してそれぞれメリット・デメリットを交えてご説明いただきました。海外出願の留意事項については、明確性、広範な権利化等の観点から、出願書類の好ましい記載方法についてご説明いただきました。
 講義の後半は、米国、欧州、中国、インド、東南アジアについて、各国特有の制度の説明と、出願書類の作成から権利化までの各段階における留意事項についてご説明いただきました。米国特有の制度としては、IDS、仮出願制度、RCE、分割出願、継続出願、一部継続出願等について、欧州特有の制度としては、欧州統一特許制度等について、中国特有の制度としては、特許・実用新案併願制度等について、インド特有の制度としては、分割出願の特殊性等について、ご説明いただきました。

以上
(執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 池田 義典)

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