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セミナー報告書「令和5年度 第1回 知的財産権に関するセミナー in MOBIO-Café」

日  時 令和5年5月19日(金)午後2時30分~午後4時30分
場  所 クリエイション・コア東大阪南館2階 産学連携オフィス セミナールーム
主  催 日本弁理士会関西会、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)
テ ー マ 知財の基礎知識と柔軟な知財活用について
「 そのアイデアは、特許じゃなくて商標・意匠で守れるかも知れませんよ。」
講  師 大阪工業大学 知的財産専門職大学院 教授 大塚 理彦 氏
参加者 12名
内  容

 雨天の中、12名の参加者を得て開催。前半は知的財産法の基礎知識と、各知的財産権の保護範囲にフォーカスして解説して頂いた。
 後半は「(知的財産権の)目的外使用のススメ」と題し、知的財産権、特に、意匠や商標の新しい出願形態をうまく活用することで、従来は特許出願でしか権利化しにくいと思われていたアイデアや技術でも、比較的低コストで早期権利化を図れるケースがあることを、数多くの具体的な事例を紹介しつつご説明・ご提案頂いた。
 具体的には、たとえば、非常に具体的な発明で、その実施の結果、導かれる形状が一つ又は少数である場合にその形状を意匠権で保護したり、商品の特徴やアイデアを図形商標や立体商標で保護することにより、競合他社による実施を実質的に封じることができる場合があることなどを解説して頂いた。

以上
(執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 泉谷 透)




【セミナー風景写真】

 

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