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セミナー報告書「令和5年度 第2回 知的財産権に関するセミナー in MOBIO-Café」

日  時 令和5年8月18日(金)午後2時30分~午後4時30分
場  所 クリエイション・コア東大阪南館2階 産学連携オフィス セミナールーム
主  催 日本弁理士会関西会、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)
テ ー マ イチから学ぶ!自社で商標出願するための留意点
講  師 弁理士 謝 博超 氏
参加者 27名
内  容

 商標の基礎知識、出願の概要と留意点、中間対応における留意点および権利化後の商標管理という構成であった。
 商標の基礎知識では、商標の種類や商標の持つ機能から、商標権の及ぶ範囲まで初学者にでも理解できるように丁寧に説明された。また、商標出願から商標権成立・不成立までのフローについて、図を参照しつつ説明された。
 出願の概要では、願書の具体的な記載方法が説明され、書類作成の留意点では、先行商標調査の重要性を強調された。次いで、商品・役務の記載のよくある間違いについて触れられ、間違いがあると不要な費用が発生するので注意するようアドバイスがあった。
 拒絶理由通知における留意点については、どのような書類が送付されるのか具体例を示された。審査官と意見交換を行うようアドバイスがあった。また、可能な対応方法について、列挙して説明があった。
 商標管理では、登録された後放置しておくのではなく、社内ルールに従って使用し、他社の紛らわしい商標の使用がないか、監視することが重要であると説明があった。

以上
(執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 上西 敏文)




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