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パテントセミナー2024 第11回 報告書


日  時 令和6年12月7日(土)午前10時~11時40分
場  所 Zoomによるオンラインセミナー
テ ー マ 第11回「特許・実用新案入門」
講  師 弁理士 萩森 学 氏 
受 講 者 59名
内  容

「特許・実用新案入門」というテーマのもと、特許制度の概要、出願から特許権取得までの手続き、特許権の活用、実用新案制度、出願の選択(特許か実用新案か)などについて、初心者を対象に、幅広く説明された。出願から特許権取得までの手続きの説明では、弁理士の役割と弁理士がどういう手続きを代理で行うかについても説明され、特許出願に必要な書類の説明では、特許願、明細書、特許請求の範囲、要約書の具体例(抜粋)を提示して説明された。また、特許出願にかかる費用では、庁費用と弁理士費用とが必要になることについて説明され、総費用の一例も参考情報として説明された。また、海外で日本の特許は有効でなく、その国の特許の取得が必要であることや、ある発明について日本と外国で特許を取りたい場合の方法など、多くの初学者が疑問に思う点についても説明されていた。また、ご自分が携わった特許となった出願の例を提示され、簡単な発明でも特許を取れる場合があることなども説明されていた。

質疑応答では、Zoomのチャットに聴講者から投稿されたほぼすべての質問に対して回答されていた。また、回答された内容について司会者により補足説明があった。


以上

(執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 西田 直樹)

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