パテントセミナー2011 兵庫パテントセミナー(午後の部)の報告
日 時 | 平成23年2月26日(土)13時30分~16時00分 | ||
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場 所 | 兵庫県学校厚生会館 | ||
テーマ | 外国でのソフトウェア特許取得上の注意点 | ||
講 師 | 弁理士 河野 英仁 | ||
受講生 | 54名 | ||
コメント | パテントセミナー2011の兵庫セミナーでは、河野英仁弁理士に、「外国でのソフトウェア特許取得上の注意点」というテーマで、ご講演頂きました。既に、午前中に、日本でのソフトウェア特許取得上の注意点が講義されていたこともあり、午前・午後を通じて参加された方が多かったです。 ソフトウェア特許の定義などは、午前中の講義で説明されているので、冒頭から外国出願を中心に講義が始まりました。講義の対象となった国が米国・欧州・中国・韓国・インドと多数であったことから、時間配分が難しいように思えましたが、河野弁理士が巧みに時間配分をされ、入念に下準備されていたことが伺える講義でした。 河野弁理士は、米国・中国へ留学されていたことから、実経験に基づく講義内容となっており、非常に理解しやすい講義でした。また、適宜、裁判例などを紹介されており、日頃はなかなか勉強することができない外国の裁判例を日本語でわかりやすく説明して頂ける貴重な機会であったと思います。 ソフトウェア特許に的を絞って、多くの国の制度を対比しながら一度に説明を受ける機会は稀ですので、午前中の日本におけるソフトウェア特許取得上の注意点と併せて、非常に貴重な講義内容でした。
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執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 西木 信夫