パテントセミナー2010 第2回大阪(応用編)の報告
日 時 | 平成22年1月30日(土) 午後1時30分~4時00分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 著作権侵害と不正競争防止法違反の分岐点 ~著作物と表示の類似判断を探る~ | ||
講 師 | 弁護士・弁理士 三山 峻司 | ||
受講生 | 132名 | ||
コメント | パテントセミナー大阪応用編第2回では、三山峻司先生をお招きし、主に著作物の類似判断に関するご講義をしていただきました。 当日は受付開始前から多くの方が来場され、予定より早く受付を開始することになりました。早くから人が一杯になり、席が無くなるのではないかと不安になるほどの大盛況となりました。 テーマが著作物等の類比判断ということもあり、プロジェクタを駆使して判断事例を紹介する形で講義が進められました。問題となった著作物を直接目で見て対比しながら解説を聞くことができましたので、難しい内容であったにもかかわらず分かり易かったと思います。講義の内容も、著作権の基本的な説明に始まって、写真やフォント、応用美術など、著作物の種類ごとに具体的に解説頂き、盛りだくさんで内容の濃い講義でした。 講義を通じ、不競法や商標法とはまた違った、著作権法特有の類比判断の難しさを知ることができたように思います。 講義の最後まで受講者のほとんどが受講され、満足げに立ち去るのを拝見し、委員の一人としてうれしく感じました。
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執筆者:近畿支部知財制度普及委員会 上西 信宏