パテントセミナー2009 第1回大阪(基礎)の報告
日 時 | 平成21年1月16日(金) 午後6時30分~8時30分 | ||
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場 所 | 経営支援プラザUMEDA | ||
テーマ | 特許・実用新案入門 ~出願から権利取得まで~ | ||
講 師 | 弁理士 宇治 美知子 | ||
受講生 | 110名 | ||
コメント | 大阪でのパテントセミナー基礎編第1回では、宇治美知子先生による「特許・実用新案入門」についての講義が行なわれました。セミナーが始まる1時間以上前から参加者が数人来られて、期待の大きさが伺われました。講義が始まる頃には、会場の後ろに予備で並べた座席まで満席になり、参加者の熱気が伝わってくるようでした。 講義が始まると、宇治先生は落ち着いた語り口で、ゆっくりと説明を進められました。このセミナーで初めて特許制度に触れる参加者も安心して聴いていられるだろうなと感じました。 出願や特許庁への対応などの詳細についてだけではなく、無体財産の権利範囲を決めることの難しさといった、特許制度の根幹に関わる話題もあれば、特許制度の歴史として特許第1号の発明を紹介されたり、また後半には、特殊な出願や統計資料についても説明があり、充実した内容でした。 講義終了後には、参加者が宇治先生を取り囲んで質問をし、宇治先生に話しかけられない参加者は受付で待機している運営担当の委員にも質問をするなどしていました。多くの参加者が、お帰りになるときにはにこにこと笑顔で挨拶してくださって、きっと有意義な2時間であったのだなとうれしく感じました。
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執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 吉岡 亜紀子