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パテントセミナー2009 第2回大阪(基礎)の報告

日  時 平成21年1月26日(月) 午後6時30分~8時30分
場  所 経営支援プラザUMEDA
テーマ 意匠制度の活用テクニック ~出願戦略から侵害回避まで~
講  師 弁理士 野村 慎一
受講生 103名
コメント 大阪でのパテントセミナー基礎編第2回では、野村慎一先生による「意匠制度の活用テクニック」についての講義が行なわれました。大阪基礎編第1回の特許・実用新案入門と同様、今回も、空席が見当たらないほど多数の参加者にご来場いただきました。
昨年度もパテントセミナーの講師をされ、また、他の会合や研修でも意匠についてすでに何度も講演を行なっていらっしゃる野村先生ですが、今回のパテントセミナーでは、昨年にはなかった「意匠の出願戦略」「侵害の回避」についての解説を加えた新しいレジュメを用意して臨んでくださいました。
講義は具体的な意匠の例を多数、示しながら進められました。突然、最前列の参加者に「このみっつの意匠、類似だと思いますか?どうですか?」などと問いを投げかけられる場面もあり、参加者の皆さんにはよりいっそう、興味をもって聴いていただけたのではないかと思います。
意匠法の特有の制度や出願時の留意点だけでなく、類否の判断にも言及され、また、近年、話題に上ることの多い関税法、不正競争防止法にも触れられ、多様な内容のセミナーでありました。質疑応答の時間には参加者から積極的に具体的な質問がだされ、講義終了後にも個別に質問する参加者が見られました。意匠に対する関心の高さが伺われます。
参加者がお帰りになる際、受付に立っておりましたら、たくさん書き込まれたアンケートを「ありがとう」という言葉とともに手渡してくださる参加者がたくさんいらっしゃいました。大阪基礎編第2回のパテントセミナーも成功であったのだなとうれしく感じています。


講師:野村慎一 氏


会場の様子

執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 吉岡 亜紀子

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