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パテントセミナー2009 第4回大阪(基礎編)の報告

日  時 平成21年2月16日(月) 午後6時30分~8時30分
場  所 経営支援プラザUMEDA
テーマ あなたにもできる 特許・意匠・商標の調査 ~特許電子図書館(IPDL)入門~
講  師 弁理士 吉岡 亜紀子
受講生 105名
コメント 大阪のパテントセミナー基礎編第4回では、吉岡亜紀子先生をお招きし、特許電子図書館(IPDL)を用いた特許・意匠・商標の調査についての講義をしていただきました。月曜日の夕刻にも関わらず空席が見当たらないほど多くの方が参加され、大盛況となりました。
今回のセミナーは入門編ということで、IPDLを見たことも聞いたこともない方も多く参加されていました。しかし、吉岡先生は、スライスハム等、商品サンプルを提示しながら実際にその商品の調査を行うなど、色々と工夫してご説明されていたので、全く初めての方でも解り易かったと思います。特に、配布資料がIPDLの表示画面を使った非常に解り易い内容になっていましたので、後日、参加者の方が調査される際にも、きっとその資料が役立つことだと思います。
今回の講義は、2時間という限られた時間の中で特許から意匠、商標の調査までという欲張りな内容でしたが、特許ではキーワード検索の注意点、IPCやFI記号等による検索の仕方、商標では称呼検索や図形商標の検索、意匠ではDターム等の説明まで、調査に関するほぼ一通りの内容について説明がなされ、非常に内容の濃い講義でした。
参加者のほとんどが最後まで熱心に受講され、お帰りの際には「非常に解り易かった。ありがとうございました」とお声をかけてくださる方も多くおられました。参加者の方々が皆満足げなお顔で立ち去るのを拝見し、委員の一人としてうれしく感じました。


講義の様子


会場の様子

執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会  上西 信宏

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