パテントセミナー2009 第6回大阪(基礎編)の報告
日 時 | 平成21年2月27日(金) 午後6時30分~8時30分 | ||
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場 所 | 経営支援プラザUMEDA | ||
テーマ | 中小企業の知財活用法 ~特許・商標をうまく利用しよう~ | ||
講 師 | 弁理士 中塚 雅也 | ||
受講生 | 86名 | ||
コメント | 大阪パテントセミナー2009の基礎編第6回は、弁理士の中塚先生をお招きして「中小企業の知財活用法」と題する御講義を頂きました。難しいテーマでしたが、独特の語り口調で丁寧に講義を進めて頂き、非常に分かり易い講義になりました。 講義では、中小企業における知財上の問題点を指摘され、知財に関する誤解を解くことで大企業に負けない知財活用が可能であることを熱く説かれました。その後、知財力とは何かを分析し、知財経営・知財戦略のご解説を頂いた後、知財の上手い使い方を実例をもってご解説頂きました。最後に、開発当初から上手に弁理士を活用して欲しいとのアドバイスを頂いて今回の講義は終了致しました。 中小企業の方との実際のお仕事経験に基づく貴重なお話をご披露頂き、来場された方には非常に有意義な講義になったと確信しています。参加者名簿を拝見致しましたところ、大企業の方も多くご来場頂いていたようで、大企業の方にとってはこの講義が知識の整理としてご活用頂けたかと思います。 講義終了後も講師に直接質問される方が多く、中小企業の方の知財活用に関する関心の高さが伺われました。 さて、この講義をもって大阪パテントセミナー2009の基礎編が全て終了したわけですが、ご来場頂いた皆様の知財意識が少しでも高まったなら、このセミナーを企画した我々としても嬉しい限りです。また、今回の講義は締めの講義として最高の講義になったと思います。
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執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 大野 義也