パテントセミナー2009 第1回大阪(応用)の報告
日 時 | 平成21年1月24日(土) 午後1時30分~4時 | ||
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場 所 | TKP大阪淀屋橋ビジネスセンター | ||
テーマ | 企業における特許戦略 ~特に米国における特許訴訟について~ | ||
講 師 | 弁理士 則近 憲佑 | ||
受講生 | 104名 | ||
コメント | パテントセミナー2009の大阪応用編第1回は、近畿支部知財制度普及委員会副委員長(本報告者の五郎丸正巳)による主催者挨拶に始まり、次いで「企業における特許戦略」について則近憲佑先生による講義がありました。 前半は企業の知的財産戦略、とくに出願戦略・特許活用戦略についてご説明頂きました。特許活用戦略では、積極的ライセンスおよびクロスライセンスの内容およびそのメリット・デメリットをご説明頂きました。 後半は、米国における特許訴訟についての講義でした。この講義では、企業(東芝(株))ご勤務時代に、実際にご自身がご担当された米国訴訟を例にとって詳しくご説明頂きました。また、講義の最後には、その米国訴訟から得た教訓などをお話されていました。 講義の途中および終了後に、何人もの受講生から質問がありました。今回の受講生は企業で知的財産をご担当されている方が多く、則近先生と受講生との間で活発な議論が交わされていました。則近先生には、多くの質問に一つ一つ丁寧に答えて頂きました。 今回、TKP大阪淀屋橋ビジネスセンターで初めて、本セミナーを開催させて頂きました。その立地の良さのためか、104名もの多数の受講生が出席され、大盛況のうちに大阪応用編第1回を終えることができました。
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執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 五郎丸 正巳