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パテントセミナー2009 和歌山の報告

日  時 平成21年2月21日(土) 午後1時30分~4時
場  所 和歌山商工会議所
テーマ 知的財産権と弁理士の活用 ~弁理士を上手に使って企業の知財活性化を~
講  師 弁理士 杉本 勝徳
受講生 12名
コメント 和歌山パテントセミナーは、講師に杉本勝徳先生をお招きし、和歌山城を望む和歌山商工会議所で開催されました。開会後、和歌山地区副地区会長の東山香織先生にご挨拶をいただき、その後、杉本勝徳先生から、「知的財産権と弁理士の活用」についてご講義をいただきました。
杉本先生のご講義は、主として、企業(とくに中小企業)における知財マネジメントに関するもので、出願前(開発~実用化)、出願後、権利化後に分けて細かくご説明頂きました。ご講義は、ご自身の経験や実例、裏話に富んだものであり、分かり易いだけでなく非常に楽しいものでした。また、知財マネジメントだけでなく、弁理士の仕事や企業の知的活動における弁理士の関わり方などもご説明いただきました。
また、一つのテーマが終わる度に質問コーナーが設けられるなど受講生の理解に合わせて講義が進められました。受講生数が12名と比較的少人数であったこともあり、講義の最後までアットホームな雰囲気でした。
今回の受講生の大半は、知財業務とは関係のない一般の方だったのですが、杉本先生のご講義は、知財制度、知財マネジメントおよび弁理士制度への理解につながったと思われます。実際、講義後のアンケートには、「難しい内容であったが、理解できた」「よくわかった」という受講生の声が寄せられていました。
今回、和歌山で初めてパテントセミナーを開催させていただきました。昨年発足した和歌山地区会のご協力も得られました。今回のパテントセミナーが、和歌山での知財活動の活性化につながれることを願っております。また、アンケート結果の中には、「次年度以降も、和歌山でパテントセミナーを開催して欲しい」というものもあり、和歌山におけるパテントセミナーの継続開催に期待がもてるものでした。


講師:杉本 勝徳 氏


会場の様子

執筆者:近畿支部知財制度普及委員会 五郎丸 正巳

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