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パテントセミナー2008 第2回大阪(応用編)の報告

日  時 平成20年2月2日(土) 午後1時30分~午後4時
場  所 経営支援プラザUMEDA
テーマ 知的財産侵害訴訟における損害賠償額
講  師 弁護士・弁理士 小松 陽一郎
受講生 87名
コメント パテントセミナー2008の応用編第2回は、弁護士・弁理士の小松陽一郎氏を講師としてお迎えしました。
小松先生には応用編にふさわしく、「知的財産侵害訴訟における損害賠償額~最近の損害論の動向を見る~」をテーマとしてお選び頂きましたが、小松先生の弁護士としての豊富な知財訴訟経験があってこそお話し頂ける内容であり、基礎編とはひと味違うセミナーとなりました。
セミナー前半では、特許法等における損害賠償に関する規定が、大正10年法・昭和34年法・平成10年法とどのように変遷してきたかについて、それぞれの時代背景やなぜ法改正が行われてきたかをお話しいただきました。その中で、民法709条(損害賠償請求権)だけでは特許権等についての損害賠償が如何に難しいかについて、具体事例を交えながらご説明されました。これにより、参加者の方々も、損害賠償の基礎的知識に加え、特許法等の特別規定の意義についての理解が深まったことと思います。
さらにセミナー後半では、損害賠償額をどのように認定するか、そして現行特許法等において発生している損害賠償額に関する論点を、具体的な判例解説を交えてお話しいただきました。
実務家としての弁護士業の傍ら、立命館大学法科大学院教授や関西大学法科大学院客員教授の肩書きをお持ちの小松先生のお話しは、その明快な語り口や論理的な展開に引き込まれるものがあり、あっという間に時間が経ってしまいました。


講師:小松陽一郎 氏


会場の様子

執筆者: 近畿支部弁理士制度普及委員会 寺内伊久郎

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