パテントセミナー2008 第4回大阪(応用編)の報告
日 時 | 平成20年3月1日(土) 午後1時30分~午後4時 | ||
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場 所 | 経営支援プラザUMEDA | ||
テーマ | 知的財産権価値評価 ~定性と定量~ | ||
講 師 | 弁理士 森 収平 | ||
受講生 | 81名 | ||
コメント | 大阪応用編第4回となる今回のパテントセミナーは、テーマが知的財産権価値評価だけあって企業の知的財産部や法務部の方が多く出席していました。 講義では、知的財産権価値評価に関して豊富な経験を有する森収平先生に、価値評価の目的や手法、また森先生の経験に関して説明していただきました。 講義終了後は、海外の特許オークションに関する質問がありました。日本では未成熟な市場だけに、海外の動向に関心があるようです。 受講者の中には、実際に価値評価に取り組んでいる方もいて具体的な話を聞きたい、という要望があると思います。実際、講義後に回収したアンケートでは具体的な事例に関する話をもう少し聞きたいという感想が多かったです。しかし、価値評価はケースバイケースです。また、森先生が実際に価値評価をおこなった事例は守秘義務のために具体例として挙げることができない、という問題点があります。テーマ選定の難しさを感じました。
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執筆者: 近畿支部弁理士制度普及委員会 藤本 好信