パテントセミナー2007 第1回大阪(基礎編)の報告
日 時 | 平成19年2月7日(水) 午後6時30分~8時30分 | ||
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場 所 | 立命館アカデメイア@大阪 | ||
テーマ | 知的財産権入門 ~知的財産権の概要と手続きの流れ~ | ||
講 師 | 弁理士 吉本 力 | ||
受講生 | 80名 | ||
コメント | 依然として暖かい日が続く中、今回のパテントセミナーが行われました。参加者の出足が遅く、開始10分前の時点で半数程の空席があり、集まらないのではないかとの不安がよぎりましたが、最終的にほぼ全ての席が埋まるほどの大盛況でした。 主催者を代表して日本弁理士会近畿支部弁理士制度普及委員会 副委員長の渥美元幸氏による開会の挨拶に続き、吉本力先生から「知的財産権入門」についての講義がありました。 講義は、特許法、実用新案法、意匠法、商標法等の知的財産権法全般の概要について行われました。特に、特許法と実用新案法との違いに関する解説のほか、意匠登録出願および商標登録出願について実務的な視点による解説もなされました。 講義終了後の質疑応答では、新規性喪失の例外規定の適用を受けるための方法、分割出願はどのような場合に有効なのかといった、実務上の問題点に関する質問が相次ぎ、知的財産権の実務に関する関心の高さを感じました。
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執筆者: 近畿支部弁理士制度普及委員会 千原 清誠