パテントセミナー2007 第4回大阪(応用編)の報告
日 時 | 平成19年3月3日(土) 午後1時30分~午後4時 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 知財訴訟と営業秘密 ~方法特許や先使用など営業秘密が争点となる場合の訴訟進行の仕方~ |
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講 師 | 弁護士・弁理士 小松陽一郎 | ||
受講生 | 114名 | ||
コメント | 3月初旬にもかかわらず暖かい日で、どこかへ遊びに行くには最高な日でしたので、休む受講者の方も少し多めかな? と危惧していましたが、セミナー開始直前にはセミナー会場は多くの受講者の方々の熱気に包まれていました。 講義においては、訴訟代理人としての豊富な経験に基づき、営業秘密が争点となる場合の権利者側および被告側の立場での訴訟進行の仕方を実例を交えながら分り易く解説され、受講者の方々は講義終了まで興味深く聞き入っておられました。 講義内容は、民事訴訟法改正前の問題点に触れつつ、改正後の訴訟進行における営業秘密の扱い方を実務者の観点から明快に解説され、さらに、改正後においてもなお残る問題点を指摘しつつ企業がとりうる実務対応を企業の立場に踏みいった観点で述べられ、弁理士である私も受講者の方々と一緒に非常に興味深く聞き入っていました。 空調を冷房に切換えることができず暑い中にもかかわらず、実体験と高度な専門的知識に基づいたご講義を親しみのある口調で行っていただいた小松先生には深く感謝致します。
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執筆者: 近畿支部弁理士制度普及委員会 村上 太郎