パテントセミナー2007 第5回大阪(応用編)の報告
日 時 | 平成19年3月17日(土) 午後1時30分~午後4時30分 | ||
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部 | ||
テーマ | 前半:改正特許法・意匠法の改正点とその審査基準について ~いわゆるシフト補正って何なの?~ 後半:改正商標法による小売業等の商標の保護 ~その保護範囲と出願の要否の検討~ |
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講 師 | 前半:弁理士 加野 博 後半:弁理士 向口 浩二 |
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受講生 | 113名 | ||
コメント | 前半の講義では、加野先生がシフト補正を中心に、改正特許法及び意匠法の改正点と審査基準について解説をされました。限られた時間の中で、豊富な資料に基づき改正点を分かり易く解説して頂きました。受講者の方々からも、改正点のポイントが分かった等の感想が寄せられていました。 また、後半の講義では、向口先生が改正商標法による小売業等の商標の保護について解説をされました。小売の保護対象は何か、という点が今改正の難しい点ですが、紙袋やパッケージを実際に使いながら具体的な解説をされたので、受講者の方々からも分かり易かったとの感想が寄せられていました。 今回のセミナーは、特許法・意匠法・商標法ともに法改正を内容としており、受講者の方々にとって法改正のポイントが明確になったという点で、大変意義深いものになったと思います。 また、講義範囲が広く、時間が少し延長したこともあって、質問時間を長くは取れなかったのですが、受講者が講義後も個人的に質問をする等積極的に講義に取り組まれている姿が印象的でした。
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執筆者:近畿支部弁理士制度普及委員会 両部奈穂子