パテントセミナー2007 京都(午前の部・午後の部)の報告
日 時 | 平成19年1月27日(土) ●午前の部(午前11時~午後12時30分) ●午後の部(午後1時30分~午後4時) |
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場 所 | 京都商工会議所 | ||||||
テーマ | ●午前の部 商標の中間処理(意見書作成手法) ~商標法3条1項3号及び4条1項11号による拒絶理由を克服するには~ ●午後の部 特許の中間処理(化学・バイオ分野編) ~審査官面接を活用した拒絶理由の対応~ 特許の中間処理(電気・機械分野編) ~拒絶理由への対応~ |
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講 師 | ●午前の部:弁理士 安藤順一 ●午後の部:弁理士 辻丸光一郎、弁理士 久留 徹 |
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受講生 | ●午前の部 63名 ●午後の部 79名 |
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コメント | 午前の部は、主催者を代表して日本弁理士会近畿支部弁理士制度普及委員会委員長による開会の挨拶に始まり、次いで、安藤順一先生に商標の中間処理についてご講義頂きました。講義では、3条1項3号及び4条1項11号の拒絶理由を受けた場合の意見書の作成において、「主張例」や「記載のコツ」など講師の弁理士キャリアのノウハウを忌憚なく披露いただき、この点受講者に大変好評でした。 引き続いての午後の部は、まず、辻丸光一郎先生に化学分野の中間処理についてご講義頂きました。講義では、特に、審査基準(の理解)の重要性を論理的かつ専門的に解説され、また審査官面接の有用活用についてご説示頂きました。次いで、久留徹先生に電気・機械分野の中間処理についてご講義頂きました。講義では、意見書作成の留意事項を、実例を交えながらポイントを押えて簡潔明瞭にご説示いただきました。特に、午後の部の講義は、各講師が短い持ち時間ながらも重要なエッセンスをテンポよくお話頂けた点が、受講者に好評でした。 また、両講義とも活発な質疑応答が行われ、講義終了後も講師を取り巻くなど熱心な受講者が見受けられたのも印象的でした。 京都地区での開催は本年度が初めてでしたが、当初の想定を上回る多数の申し込みを頂き、多数ご出席いただきました。講義後のアンケートでは、実務経験からの話が参考になった、大変勉強になったとの回答を多数頂くとともに、次年度以降の開催を要望する回答も多数頂きました。
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執筆者: 近畿支部弁理士制度普及委員会 山口慎太郎