近畿支部意見交換会(第12回フラビアの会)報告
開催日時 | 平成22年1月27日 午後6時30分~午後8時30分 |
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開催場所 | 日本弁理士会近畿支部室 |
出席者数 | 46名 |
平成22年1月27日(水)、本年度2回目のフラビアの会が開催されました。今回は、前回と同様、近畿支部室での開催となりましたが、大阪弁護士会から弁護士の方をお招きし、料理と飲み物のケータリングサービスを利用した高級感のある豪華バージョンで行われました。今回のテーマは、「士業の大増員時代を乗り越えるには」です。
会は臼井総務企画副委員長の司会により進行していきました。6時半になると、坂根総務企画委員長の挨拶で会が始まりました。続いて、河野支部長に、知的財産戦略会議が打ち出した弁理士の増員の方針は、我々弁理士にとって必ずしも幸せではないことを前説いただきました。
河野支部長のお話の後、中村茂信会員に乾杯の音頭をとっていただきました。乾杯の後、弁護士・弁理士の三山峻司先生と杉本勝徳会員にテーマに沿ったミニ公演をしていただきました。三山先生は、制度、事務所、個人の3つの観点からの取り組みとして、特に、事務所単位ではサービス業の原点に回帰し、価格競争に巻き込まれないサービスの充実が大事であること、また個人としては、生きがいを感じ、お客さんに喜んでもらって信頼関係を築ける仕事を心がけながら人生観に合う仕事をすることが大事であるとお話いただきました。また、杉本会員には、弁理士増員は弁護士の場合よりも深刻な問題であること、および、これにどう対応すべきかについてご自身の深い見識に基づきお話いただきました。
ミニ公演の後、ビールを飲みながらの歓談の時間となりました。皆さん、ホテルバイキング風の豪華な料理に舌鼓を打ちつつ活発に意見を交わしていました。しばしの歓談の後、マイク回しが始まり、弁護士を含む出席者の方々に大増員時代を生き抜く術をお話いただきました。聴衆は、お酒も入りほろ酔い気分であるにもかかわらず、お話に真剣に耳を傾けていました。
最後は、福井陽一会員に閉会のご挨拶をいただき会はお開きとなりました。今回は、テーマの重要性に感化されたからか、直前まで同じ会場で支部役員会などが開催されていたためか、約50名もの方にご参加いただき、盛大な会になりました。個々に考えさせられることが多く、得るものの多い有意義な時間を過ごすことができました。
