「知財授業報告書」大阪府堺市立神石小学校
日 時 | 平成23年1月28日(金) 13:50-14:35 |
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場 所 | 堺市立神石小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 5学年2クラス48名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 大阪府南部の政令指定都市堺市、その中心にある石津川、今回の知財授業の舞台となる 神石小学校はそのほとりにあります。創立120年と長い歴史に育まれた校舎が我々を迎えてくれました。到着時は丁度給食の時間に当たったのか、校庭にも児童の影が見当たらず、非常に静かな校舎を会場へと向かいました。今回の対象は5年生、2クラス48名。45分の割り当て時間で、すべてのスケジュールをこなせるか少し不安がありました。始業時間の1時50分になり、続々と児童が集まって来てくれ、知財授業が始まりました。 先ずは定番のチャッピー君の腹筋、背筋体操でグッと児童の注目と親近感を高めすんなりと授業に入ることが出来ました。その後、サラカップル、カタシャンボトル、肩ブレラの説明になると、さすがに都会の小学生で、物怖じせずどんどん手を挙げて、またみんなの前で色々な意見を積極的に披露してくれました。お陰で授業の進行もスムーズにはかどりました。寸劇になっても興味津々で、怪人Xよりはエフ博士に同情的な意見が多かったようです。この寸劇では弁理士の発明と発明者を保護するという役割がしっかりと強調されていました。 そろそろ時間も押してきていたので、赤岡弁理士の少しまいていきましょう、との指示宜しきを得て、若干ペースアップ、ハムの包装パックとプニョプニョピンの工夫を児童に実際に体験してもらいました。プニョプニョピンは同席してくださった先生にも大うけでした。そして、最後のクイズに突入。電話からシャープペンシルまで、みんな熱心にかつ積極的に手を挙げて参加してくれました。しかし、全問正解はさすがにいなかったみたいです。こうしてギリギリ時間内に全部終了しました。時間が来ても、子どもたちは興奮冷めやらず、展示していた、チャッピーや肩ブレラ、エフ博士や怪人Xの衣装やかつらをつけて楽しんでいました。神石小学校は昨年も知財授業の実施を受け入れてくださる等、非常に協力的で、先生もこの授業に慣れておられるので、準備面でも非常に助かりました。和気藹々の雰囲気の中で授業は終了し、今回から試験的に始まった、先生方へのアンケートもお願いしました。いつもながら、子どもたちへのカドケシのプレゼントはみんな非常に喜んでくれていました。また、小林弁理士の司会役も子どもたちの心を鷲づかみにするような名司会役振りだったので、それを聞いた子どもたちの中からも、きっと神石のエジソン、神石の弁理士が生まれるのではないかと、今からとても楽しみになってきました。 |

興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 西本 泰造、小林 義周、赤岡 和夫 各弁理士)
※「肩ブレラ」はダーレン ピーターソンの登録商標です。
近畿支部知財授業担当 西本 泰造