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「知財授業報告書」大阪府忠岡町立東忠岡小学校

日  時 平成23年2月21日(月) 14:45-15:30
場  所 忠岡町立東忠岡小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6学年4クラス130名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回、大阪の西南部、和泉市、泉大津市及び岸和田市に隣接する忠岡町にある忠岡町立東忠岡小学校を訪問しました。忠岡町は、広島東洋カープの前田健太選手の出身地です。なお、忠岡町は、かつては漁業や毛布・ニット産業が大変盛んでしたが、大阪中心部まで約30分という通勤・通学圏にあり、最近は大阪の通勤・通学都市に変貌している町です。
 知財授業を受けてくれたのは6年生の4クラス(約130名)です。進行役を千原弁理士、怪人Xを石原弁理士、そしてエフ博士を小職が担当させて頂きました。授業は、経験豊富な千原弁理士が、軽快な進行で児童の関心を集めながら進めてくださいました。
 今回の授業は、週末明けである月曜日の午後、さらに体育館で集合授業ということもあり、注意散漫になる児童がたくさんでてしまうのではないか心配しましたが、そのような児童もおらず、授業前の整列をクラス委員が行うクラスがあったり、授業中にメモをとる生徒がいたりと担任の先生方がきちんと指導されているのを感じることが出来る学年でした。
 授業中、スクリーンと口頭の説明時には非常におとなしくても、友達が前にでてあれこれ工夫しているときや、発明品「カタシャンボトル」「プニョプニョピン」等を手に触れる機会を得た際には身を乗り出して興味を示してくれました。
 また、特許権侵害を説明する寸劇では、怪人Xの安い侵害品を購入すると手を挙げた児童達も、寸劇の最後にはエフ博士を支持するようになり、発明を尊重する気持ち、新しいものを生み出すことの価値を理解してくれたのではないかと思います。
 授業後は、発明品を触りたくて居残る児童や弁理士バッチについて質問する児童達、いろいろな物に興味を示す子どもらしさを垣間見ることができました。今回の知財授業が、忠岡町の子ども達の知財マインドの形成に少しでも貢献できたのであれば、大変嬉しいかぎりです。



興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 石原 広隆、千原 清誠、村井 康司 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 村井 康司


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