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「知財授業報告書」 多賀町立大滝小学校

日  時 平成20年7月8日(火) 午前10時45分~11時30分
場  所 滋賀県多賀町立大滝小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業
対  象 6学年 18名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 多賀町立大滝小学校は、滋賀県の多賀町で鈴鹿山脈のふもとにある小学校でした。学校の活動としては、低学年から高学年までの児童の交流を図るために、これらの児童でもってグループをつくり、グループでもって工作活動(例えば鳥の巣箱)などを行っている学校でした。
今回、発明工作授業の申込みがあり、6年生18名に発明工作授業を行ってきました。司会進行役は村上弁理士、補助役は市岡弁理士と私の3名で進めました。
説明後の工作をする段階になると、最初はどうしてよいのかわからず少し時間が過ぎましたが、普段から学校の活動で工作などを行っていることもあり、全員いろいろと真剣に考え出し、少しずつアイデアが出てきました。そして、途中で他の児童のアイデアを紹介すると、それを基に次のアイデアを考えたり、今までやっていたのも更に続けたりしていろいろなものが次々と出てきました。このようなアイデアを見ていると、頭の柔らかさを感じました。
全体を通して、工作授業は騒ぐこともなく、静かに流れ、約45分を通して児童達はアイデアを考えていました。現在の小学生は落ち着きがない、あまり考えないと言われていますが、この大滝小学校の6年生については、そのようなことがなかったように思います。普段からのグループ活動が影響しているのかなとも思いました。
私は、今回、発明工作授業を初めて担当しました。いろいろなアイデアが次々と出てくる発明工作授業は、児童にとっても楽しいと思うのですが、その授業に参加している我々にとっても楽しかったです。「知財授業」もいいのですが、「発明工作授業」もいいですね。



児童達と一緒にアイデアを考える講師陣
(左写真左から 岸本忠昭、市岡牧子、村上太郎 各弁理士)



近畿支部知財授業担当  岸本 忠昭


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