「知財授業報告書」 神戸市立有野東小学校
日 時 | 平成20年9月18日(木) 午前10時45分~午後0時25分 |
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場 所 | 兵庫県神戸市立有野東小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 6学年2クラス 48名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 有野東小学校は、神戸市北部の郊外にある静かで緑豊かな住宅地の中の学校でした。ゆったりとした校庭で、児童達がのびのびと運動している様子が見かけられました。 今回の知財授業は、6学年の1クラスずつ2コマを行いました。講師のうち2人がはじめての授業でやや緊張もありましたが、すぐに慣れて児童達と楽しくコミュニケーションを図りながら授業を進めることができました。 ぬいぐるみを使った導入部では、児童達との距離を近づけられるように恥ずかしさを抑えて頑張りました。発明品の説明~寸劇に入ると児童達もすっかり打ち解けて、質問にも活発に答えてくれたり、手を挙げて自分のアイデアを披露してくれたりして、発明や特許を日常生活のごく身近にあるものと感じてくれた様子がうかがえました。 授業中の児童達の楽しそうな表情に触れることができ、講師もやりがいを感じることができました。 アイデアやそれを通じた発明はとてもすばらしく価値のあるものだということ、それを尊重する気持ちが大切だということを児童達に伝えることができたと思っています。また弁理士という仕事を紹介することができてとても光栄に思っています。 授業の後は、それまでおとなしかった児童達でも発明品に興味を示して、手で触ってみたり、自分で動かしてみたりして納得していた様子で、好奇心の強さに感心しました。 片付けが終わって校長先生と少しの間面談をしました。学校外の人が講師になって出張授業をしてくれるのは、学校内の先生や児童達のよい刺激になるとのこと。「子どもたちにいろいろな職業や考え方を持った人との出会いの機会を与えたい」、との校長先生のお考えに触れ私たちも共感しました。 今後も、機会があれば知財授業を続けて、教えることの喜びを感じながら子どもたちとともに自分も成長していきたいと思っています。 |

児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 丹下園美、水田愼一、須藤哲也 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 須藤 哲也